募集の設計

募集要項チェック表(Excel・無料)

募集を出す前に、条件の書き漏れがないかを1件ずつ確認します。

Excel(エクセル)形式 / 更新日 2026-08-28

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どのような場面で使いますか

求人を出す直前に使う表です。あとから「聞いていない」と言われる項目は毎回だいたい同じなので、それだけを並べています。書いてあるかどうかを○×で見ます。

募集するときの労働条件の明示(職業安定法5条の3・施行規則4条の2)

人を募集するときは、仕事の中身や賃金、労働時間などの労働条件を、応募する人に示します。2024年4月1日からは、示す事項が増えました。仕事と働く場所の「変更の範囲」と、有期契約の更新上限です。

募集時の明示事項に加わったもの
2024年4月1日に加わった明示事項対象
業務の内容の変更の範囲すべての募集
就業の場所の変更の範囲すべての募集
更新の基準のうち、通算契約期間・更新回数の上限更新がある有期契約の募集
図:2024年4月1日から、募集の段階でも変更の範囲と更新上限を示す
職業安定法 第5条の3第1項募集するときは、仕事の中身や、賃金・労働時間などの労働条件をはっきり示す。
職業安定法 第5条の3第3項明示した条件を変えて契約を結ぶときは、変える内容を示す。
職業安定法施行規則 第4条の2第3項明示する事項の一覧。変更の範囲と更新上限は2024年4月1日から。
職業安定法施行規則 第4条の2第4項書面を渡して示す。本人が希望すれば、メールやFAXでもよい。
職業安定法施行規則 第4条の2第6項・第7項試用期間の間とあとで条件が違えば、両方を示す。示した内容の記録は、募集が終わるまで残す。
職業安定法 第5条の4募集の広告で、うそや、誤解を招く書き方をしない。正しく、新しい内容にしておく。
条文が求める項目と、この様式の列
条文が求める項目この様式の列補足
従事すべき業務の内容(変更の範囲を含む)仕事内容1号。変更の範囲を書いたかは列が分かれていない
労働契約の期間契約期間・更新の上限2号
試みの使用期間試用期間2号の2
有期契約を更新する場合の基準(通算契約期間・更新回数の上限を含む)契約期間・更新の上限2号の3。更新がある有期契約だけ
就業の場所(変更の範囲を含む)勤務地3号。「転勤の有無」の列と合わせて見る
始業・終業の時刻、所定外労働の有無、休憩時間勤務時間4号
休日休日4号
賃金の額給与の範囲5号。臨時の賃金・賞与などを除く
健康保険・厚生年金・労災保険・雇用保険の適用社会保険の適用6号
雇用しようとする者の氏名または名称募集主の名称7号
派遣労働者として雇用しようとする旨派遣の別8号。派遣で雇う場合だけ
就業場所の受動喫煙を防ぐ措置受動喫煙対策9号
出典:職業安定法施行規則 第4条の2第3項。「—」は、この様式に列を置いていない項目です。
保存期間示した内容の記録を、その募集が終わる日まで保存します。募集が終わったあとに契約を結ぶ相手については、契約を結ぶ日までです(施行規則4条の2第7項)。
罰則5条の3に違反しただけでは、罰則はありません。ただ、違反には改善命令が出ることがあります(48条の3第1項)。その命令に違反すると、6か月以下の拘禁刑または30万円以下の罰金です(65条8号)。うその広告や、うその条件で募集したときも、同じ罰則です(65条9号)。

明示の様式は決まっていません。書面の交付が基本で、本人が希望すればメールやFAXでもよいとされています(施行規則4条の2第4項)。求人票や募集要項に書いた内容がそのまま明示の記録になるので、版ごとに残します。

2026-10-10 e-Gov「職業安定法」(令和8年4月1日施行時点)・「職業安定法施行規則」(令和8年10月1日施行時点)で確認。4条の2第3項の変更の範囲・更新上限は、令和5年10月23日施行の版と比べて令和6年4月1日施行の版で加わったことを確認 確認した資料:e-Gov 職業安定法/e-Gov 職業安定法施行規則

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 確認日
  • 職種
  • 媒体
  • 仕事内容(選択:記載済/未記載)
  • 勤務地(選択:記載済/未記載)
  • 勤務時間(選択:記載済/未記載)
  • 休日(選択:記載済/未記載)
  • 給与の範囲(選択:記載済/未記載)
  • 手当(選択:記載済/未記載)
  • 試用期間(選択:記載済/未記載)
  • 契約期間・更新の上限(選択:記載済/未記載/無期のため不要)
  • 転勤の有無(選択:記載済/未記載)
  • 受動喫煙対策(選択:記載済/未記載)
  • 社会保険の適用(選択:記載済/未記載)
  • 募集主の名称(選択:記載済/未記載)
  • 派遣の別(選択:記載済/未記載/派遣ではない)
  • 選考の流れ(選択:記載済/未記載)
  • 確認者
  • 掲載可否(選択:可/保留/不可)
  • 備考

ファイル形式

形式Excel(.xlsx)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート入力用 / 記入例 / 使い方
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 16KB
更新日2026-08-28

入力方法

  1. 出す前に確認します。掲載してから直すと、応募者によって見た内容が違うことになります。
  2. 「未記載」が1つでもあれば掲載可否を「保留」にします。直してから「可」にします。
  3. 給与の範囲と試用期間は、入社後の食い違いがいちばん多いところです。曖昧な書き方を残さないでください。

募集要項チェック表で抜けやすい項目

一般には、次の3つが後から足されることの多い項目です。募集要項チェック表には最初から入れてあります。

  • 試用期間(入社後に条件が違うと言われる原因の上位です)
  • 選考の流れ(何回面接があるかが分からず、途中で辞退されます)
  • 手当(額面の印象が変わり、内定辞退につながります)

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • 明示の様式は決まっていません。書面の交付が基本で、本人が希望すればメールやFAXでもよいとされています(施行規則4条の2第4項)。求人票や募集要項に書いた内容がそのまま明示の記録になるので、版ごとに残します。 法令の内容は2026-10-10時点で確認したものです。改正があるため、所管の行政機関の最新の情報もあわせてご確認ください。
  • 実際の業務内容に応じて調整してください。自社の評価制度・就業規則・社内規程がある場合は、そちらを優先してください。
  • 内容は更新することがあります。このページの更新日(2026-08-28)をご確認ください。
  • 本様式の利用によって生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いません。

よくある質問

求人票に「変更の範囲」は必要ですか。

必要です。2024年4月1日から、仕事の中身と働く場所について、変更の範囲を示すことになりました(職業安定法の施行規則4条の2第3項1号・3号)。この先も変わらないなら「変更なし」と書きます。

試用期間中だけ給与が違う場合はどう書きますか。

試用期間中と試用期間のあとの条件をそれぞれ示します(施行規則4条の2第6項)。片方だけでは足りません。

社会保険の加入も書く必要がありますか。

はい。健康保険・厚生年金・労災保険・雇用保険に入るかどうかは、示す事項に入っています(同じ第3項6号)。この表では「社会保険の適用」の列で、書いたかどうかを確かめます。

求人票や募集要項はいつまで残せばよいですか。

示した内容の記録は、その募集が終わる日まで保存します。募集の後に契約を結ぶ相手については契約を結ぶ日までです(同第7項)。